制野 陽一 手に取り触れて仕上がりを確かめて欲しい。 磨くという作業はとても楽しいです。 そう語る制野は古福庵の磨き班の若手のホープ。もともと没頭して納得いくまで追求する性格という。 『100年という年月はひとつとして同じ経年変化を残しません。それぞれの状態を十分に把握して、大切に味わいを生かすことを心が... 詳細を見る
神田 正男 予想もつかない構造。同じものはないデザイン。飽くなき探求が、エネルギーに。 頭も身体も常時フル稼働。 箪笥と建具の補修を担い、一方ではテーブル等の創作も行うベテラン職人・神 田。「同じものは二つとない。その度にやり方を考えたり、構造解析しながら 直していくのが楽しい」と言います。しかしそ... 詳細を見る
小林 玲 僕たちの店は、思い出と想いの合流する場所。 イメージを具像化する、頭の中の映像ビッグデータ。 仕入れられた箪笥や建具を把握し、お店に出す商品を決める。あるいは、お客 様から「こんな感じのものはないかな?」「何が合うかしら?」と相談を受け たときの答えを出す。倉庫に保管... 詳細を見る
田所 正朝 言葉で多くは語らずとも、仕事が雄弁に語る。お客様を見続けるベテラン職人。 お客様の元に届ける直前、という仕事。 最後の段階である「仕上げ」の中で、お客様から何らかのリクエストがあった 箪笥の仕上げ全般を担当する田所。例えば「こんな色にしたい」という具体的 な要望に合わせた塗装や磨きな... 詳細を見る
佐藤 武則 古福庵は、自分の夢も体現している場所。 箪笥一筋。 かつては建具屋さんで働いていた佐藤。しかし、実はずっと箪笥への想いを抱 えていたのだとか。今は箪笥一筋、箪笥相手に存分に腕を振るっています。抽 斗や敷居の調整はもちろん、ものによってはサイズを変更したり、状態の悪い 場合はテレビ台に... 詳細を見る
小林 美奈 私の前に来てくれた、たったひとつの家具を、たったひとり、たった一組のお客様とつなぐ仕事。 ただ手を動かすだけで。 これから商品になる、お店に納品する箪笥や建具を修繕する小林。ガラスも多 く担当します。強化ガラスなどではない繊細な骨董家具のガラスは、薄いもの で1.5mmほどしかな... 詳細を見る
小林 晃 ずっと職人をやってこれた。支えてくれる人に、感謝したい。 職人道をゆく。 子供の頃から両親と共に地元の作家の家具や作品を愛用し、展示会にもよく通 い、今は夫婦で木工好き。自然と職人の人生を歩んできた小林。2017年に古福 庵に入社して以来、箪笥の修復、建具の加工など木工関連に幅広く携... 詳細を見る
山田 武 もう一度、ハレの舞台に上げてあげたい。 ものづくり。自分との戦いの世界。 木工班が修繕した家具を、さらにお客様に喜んでいただけるよう仕上げるのが 山田の仕事です。大きなファンがいくつも回る広い空間で、魅力的に見せる色 入れなどを行なっています。全く異なる業種からものづくりの仕事へと転... 詳細を見る
重山 貴徳 長く使うことを考えて作られている家具。そこには価値があり、意味がある。 道具との付き合い方も変わった。 「かなり前に引越ししたものの気に入った家具がなく、まだ全然揃ってない」 とプライベートでも家具にこだわる様子を見せる重山。学校で技術を学び、社 会人になってからもずっと家具の仕事に... 詳細を見る
安藤 みちよ 自信を持って、古福庵は良いお店だって言える。 商品をお店に送り出す役。 磨きの達人、安藤。主に箪笥の色入れやワックス仕上げ、磨きといった仕上げ を担っています。磨きは、するとしないでは見た目に雲泥の差がつく工程です 。例えば濁った表面もワックスで仕上げると艶が出ます(安藤のお気に入り... 詳細を見る