小林玲

僕たちの店は、思い出と想いの合流する場所。

イメージを具像化する、頭の中の映像ビッグデータ。

仕入れられた箪笥や建具を把握し、お店に出す商品を決める。あるいは、お客様から「こんな感じのものはないかな?」「何が合うかしら?」と相談を受けたときの答えを出す。倉庫に保管されていたり工房で修繕を待っている商品一歩手前の家具も含めて、小林はすべての在庫を「映像で」頭の中にストックしています。その記憶を元に、お客様の言葉から好みを読み取り、適切なものをご提案する。まだぼんやりとしたイメージが、こうして具体的になっていきます。

どこか人懐っこさのある笑顔は、周りのスタッフたち曰く、ファンも多い。　右上:「今は本当にこれしか使っていない」という小林の道具たち。もちろん、記憶には写真の力も借りる。

ずっと仕事しているようで、ずっと楽しんでいるのかも。

個人的にも骨董品集めやDIYという趣味を持つ小林は、「もはや仕事とプライベートの境がない。仕事しているようで、楽しんでいるようでもある」と言います。「古福庵は、今と昔をつなぐパイプです。僕たちが活動することで、思い出が詰まってどうしても捨てられない想いの込もった家具と、質の良いアンティークが欲しいという想いの強い人たちとの接点ができる」古きものへの愛情と情熱を胸に、今日も忙しく動き回ります。

代表からの一言

小林君はとても機敏で気の利く個性の持ち主です。
お客様に対してはその容姿のイメージと同様に細かなところまで丁寧に接する為、とても人気があります。
アンティーク家具の特性また各商品ごとの特徴も良く勉強し理解しており、お客様からのご相談も的確にお答えできるように非常に努力しております。