水屋箪笥に魅了され共に住まう暮らしへ

終始優しい笑顔のご主人様。

『きっかけは水屋箪笥なんです。本当に魅了されてしまって』と爽やかな笑顔でお話されるインテリアに高い関心をお持ちの奥様。
『中でも水屋箪笥の美しい佇まいが好き、しっかりとした主張がありながら他の家具とも自然と共存できるところにも惹かれる』そのように話す笑顔に私たちも自然と笑顔になってしまいます。
私たちがお届けさせて頂いた京水屋箪笥をおそばに置いていただけれる事に心から感謝致します。

自然と扉の開閉動作も丁寧になった気がします。

お客様のおそばに昔から寄り添っているかのような水屋箪笥。なんだか幸せそうに見えてきます。

欄間の衝立や生け花と合わせてディスプレイに。彩りが重なり重厚な中に優しい雰囲気が織り交ざります。

麻の葉幾何学模様が凛とした美しさを放つ見事な障子戸。

丁寧に丁寧に制作された変わりデザインの格子戸。

奥様がイメージ図を描き、施工業者様と私たちがお手伝いをさせて頂いた理想の空間。
幾何学建具も格子戸も見事な調和を果たしています。
『施工業者さんの協力的なご対応と古福庵さんの職人さんたちが、確かな技術で丁寧に加工作業して頂いたおかげで達成できた計画です。』と労いの言葉をお客様に頂きました。
これほどうれしい瞬間はありません。

『昔から夢に描いていた理想の空間にいることが毎日とても幸せ。たくさんお友達を呼んで過ごしたい』とても素敵なお言葉です。
ここまでたどり着くことは並大抵のことでは無いことを、私たちは専門家としてよく理解しております。私たちを夢の形作りの一員にしていただき本当にありがとうございました。

このプロジェクトに関わったメンバー
小林 玲
二宮 奏