時代箪笥・建具の特性

弊社に扱っております時代箪笥・建具の特徴についてご説明致します。

歴史の一部です

長い年月(約100年程)を経過したことによりスレ・傷等がございます。こちらは味わいとしてご理解くださいますようお願い致します。

組み合う事で強度確保です

時代箪笥・建具の場合基本的に框組み(ホゾ組みによる強度確保)が図られており板の部分は実用面・空気の遮断の意味合いが強くおよそ10ミリから25ミリ位までと構造材より薄くなります。板部分の有無(長年の隙間等)は時代箪笥・建具の強度面に特段の影響はございません。左記の板の隙間等により時代箪笥・建具の評価や強度が落ちるということはございません。

無垢家具は生きています

時代箪笥・建具は無垢材の家具(本物の木の家具)と呼ばれる家具の一つで、家具に形を変えた今でも生きております。従いまして呼吸や季節により伸び縮みをしています。水屋箪笥等の背板や地板が季節により隙間できたりという現象は無垢の板の特徴ですので生きている証拠です。(※フラッシュ家具等との最大の違いです) 生きている家具ですので必要な修繕等も可能になります。 

時代箪笥・建具の特徴を充分に理解しております専門職人が、一台一台 心を込めてリストアいたしております。

無垢材の特徴に逆らった修繕は行いません。
また年月を生きた時代箪笥・建具の傷やスレを
味わいとして尊重しています。

時代箪笥・建具の味わいを大切にしつつ長期的に視点に立ち私達の手で修繕する事で更に100年先に届けるのに必要な事は目を背けず実行いたしております。
新品に限りなく戻す事は全く目標に無く、
お客様にストレス無く時代箪笥・建具をお楽しみ頂くことが企業理念(日々の行動指針)です。