和洋折衷をテーマにされたお客様邸です。
この度はいつも活気に満ちあふれこちらも元気を分けてもらえてしまうようなお客様が、和洋折衷をテーマに作り上げられましたご自宅をご紹介させて頂きます。
『小林さんがいつも柔らかな物腰でなんでも相談にのってくれたことが本当に助かりましたよ』とお褒めの言葉を頂き担当者の小林も含め私たちも嬉しい限りです。
私たちはお客様の案件ごとに中心となる担当者を設定させて頂きます。その部分でお褒め頂けるのはとても励みになります。
旧ご自宅より流用された蔵戸脇の床柱。歴史を繋がれたいという思いからご使用されたとのこと。とても素敵です。
イメージが伝わらないもどかしさを抱えながら。
長年住まわれたご自宅の解体新築をご決定されてからは、【古いものが素敵に共存できる空間作り】の為の情報取集や建築メーカー探しをスタートされたそうです。
住宅展示場ををめぐり大手のハウスメーカーさんにご相談するも、期待していたような結果は得られなかったとのこと。
いくら伝えても伝わらないなら自分がデザイン面に参加しよう。
日本の旧家や骨董だけでなくイギリスのアンティークなどもお好きでありで、古いものを取り入れることが自分の作りたい空間である。と明確なビジョンをお持ちの為迷いは無かったとのこと。
『旧白洲邸や白川郷など日本には素敵な旧家がたくさんあるよね。そんな空間に住みたいし居心地も最高だよ。』と明るくお話になるお客様。
彫刻欄間を組み込んで創作された素敵な障子戸
腰高の位置にアンティークのガラス戸。
遊び心のある彫刻欄間の生かし方。
『古福庵のリストアはいいよね。古さが大切にされてるところがいいよ。なのに動き等は不便が無いしね。』これ以上の嬉しいお言葉はありません。
これまでも何度となくお客様よりお伺いしたお話ですが、お客様のイメージしている空間作りにハウスメーカーさんが普段あまりアンティークをご使用にならないため追いついて来られない現実があることを再度認識致しました。
これからもアンティークをご活用になられたいお客様にとって、私たちが少しでも迷い道の明かりや道しるべになれます様に務めて行きたいと再認識させて頂きました。
作業面やアンティーク独特の取扱い等簡単ではない面もあるかとは思いますが
安心してご相談いただけるようにさらに研鑽を重ねていきたいと思います。