二宮 奏

こんないいものが生まれてつくられた時代が、瞬間が、日本にはある。それを伝えたい。

 

お客様と、自分たちでしか、生まれないコミュニケーションの中で。

 

お客様と職人をつなぐ、橋渡しの役割を担う二宮。お客様からの要望を受けた り、アイディアを提案したり、それを形にすべく工房の職人に伝えたりしなが ら、納品まで管理をするのが主な役割です。伝えるだけではなく、自分で作業 も行います。お客様と職人と骨董家具との、「対話」。単なることばの変換で は成し得ない、お客様と古福庵とでしか生まれない世界を、感じ、日々紡いで いく仕事をしています。

販売するのも、黙々と作業するのも好き。それぞれに向き合う時間がとっても 大事、という二宮。 右上:1から図面に起こすことも多い。 右下:二宮愛用の道具たち。曲がっている「へんちくりん」な金槌は特別製。 スピードを重視した現代的な道具遣い。

普通の世界じゃない。続けるには、想いがないと。

 

 

「客観的に見て、あえて、ここまで古いものを生まれ変わらせて、もう一回世 の中に送り出すなんて仕事は、普通じゃない」と、二宮は言います。古福庵の 商品は「買ったその日から使えるアンティーク」。普通では考えられないほど の修繕や調整を行います。それを毎日続けるには、「本当に想いがないとだめ 」。シンプルですが、「想い」こそが、お客様と古福庵をつなぐ橋の正体なの かもしれません。

代表からの一言

二宮君は仕事に対して非常に積極的に意欲的に取り組む努力家です。
また古福庵で一番の説明好きですので、懇切丁寧という言葉がピッタリの仕事ぶりです。お客様のご希望に対して、加工面の知識を駆使しながら無理の無い安心の方向に導くことの出来るノウハウを蓄積しています。